XRP 写真=Shutterstock

XRPは19日、1.31ドル近辺まで反発し、9月以来の買いシグナルを示した。10月の下落基調のなかで初めて反発の兆しが確認された格好で、当面は1.25~1.30ドルが下値支持として意識される一方、上値では1.33ドルを明確に上抜けられるかが焦点となる。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、XRPは19日(現地時間)、日足で反発して取引を終えた。10月を通じて続いていた下落局面のなかで、売り圧力の鈍化を示す動きとして注目されている。

XRPは10月の大半で上値の重い展開が続き、価格は1.55ドル近辺から1.25ドル近辺まで下押しされた。戻りも限定的だったが、直近の日足で陽線を付けたことで、短期的な反発に転じる可能性が意識され始めている。

テクニカル面では、1.25~1.30ドルのレンジが短期的な支持帯として機能している。この水準を付けた後は急速に値を戻し、ローソク足には長い下ヒゲが残った。同レンジで買いが入り、売りを吸収した可能性を示す動きといえる。9月にも同水準が支持帯となった後、XRPは1.65ドルまで急伸した経緯がある。

次のポイントは、1.33ドル近辺の抵抗線を突破できるかどうかだ。XRPがこの水準を日足終値で上回れば、反発の強さを改めて確認する材料となる。その先の1.37~1.38ドルには複数の移動平均線が集まり、強い上値抵抗帯となっている。直前の下落局面でも、このゾーンの上に定着できなかった。

もっとも、モメンタム指標はなお慎重なシグナルを示している。相対力指数(RSI)は40近辺にとどまり、売られ過ぎと判断する水準には届いていない。反発基調を強めるには、上昇局面での出来高拡大が必要になりそうだ。

短期的には、まず1.33ドルの突破を確認できるかが重要となる。上抜けた場合の次の目標水準としては1.38ドル、その先では1.45ドルが意識される。一方で、1.25ドルの支持線を割り込めば、今回の反発は失速したと受け止められる可能性が高い。その場合は、1.20ドル割れの水準まで再び下押しされる余地もある。

中期的にはなお下落基調にある。ただ、数週間ぶりに上昇シグナルが点灯したことで、今後数日の日足の動きが、トレンド反転の起点となるのか、それとも一時的な自律反発にとどまるのかを見極める局面に入っている。

キーワード

#XRP #暗号資産 #テクニカル分析 #RSI #チャート分析
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.