ハ・ジョンウ副委員長が江原道の関連施設を視察した。写真=国家人工知能戦略委員会

大統領直属の国家人工知能戦略委員会は10月20日、ハ・ジョンウ常任副委員長が19日から2日間、江原道の平昌、江陵、東海を訪れ、東海AIデータセンターの推進状況や、医療・交通・人材育成分野におけるAI活用の現場を点検したと発表した。

今回の訪問は、政府の「大韓民国大跳躍3大メガプロジェクト」に盛り込まれた東海AIデータセンターの進捗を確認するとともに、AIを活用した主要政策の導入事例を把握する目的で実施した。

ハ副委員長は20日、東海市のGS東海電力を訪れ、AIデータセンター造成計画の説明を受けたほか、電力と用水の確保策について報告を受けた。その後、北坪第2一般産業団地内の予定地を視察した。

東海AIデータセンターは、2029年までに総計2.4GW規模で整備する計画だ。総投資額は約30兆ウォンで、GPUやメモリなどの設備投資を含めると、約120兆ウォンに膨らむ見通しとしている。

続いてLS Cable & Systemの東海工場を訪れ、超高圧直流送電(HVDC)や超電導ケーブルなど、データセンター向け電力供給に必要な技術と生産現場を確認した。

ハ副委員長は「東海AIデータセンターは、AI3強入りを支える中核インフラであり、地域にとって新たな成長機会となり得る事業だ」と述べたうえで、「電力や用水の確保など、事業推進の過程で生じる課題を継続的に点検していく」と語った。

19日には、平昌郡保健医療院とハアンミ保健診療所を訪問し、AIを活用した慢性疾患管理や遠隔協診など、医療資源の乏しい地域におけるデジタルヘルスの活用事例を確認した。

江陵では、知能型交通システム(ITS)の運用現場を視察し、「2026江陵ITS世界総会」の閣僚会合で、AIを基盤とする未来の交通革新と国際協力の重要性を強調した。

また、韓国ポリテク大学江陵キャンパスでは、若年層のAI実務人材の育成策について議論したほか、地域のAIスタートアップ代表者らと面会し、事業運営上の課題や政策支援の在り方について意見を聞いた。

ハ副委員長は「AI大転換の成果は技術の進歩にとどまらず、国民の日常や地域産業の実質的な変化につながらなければならない」と述べ、「現場の声を政府横断の政策につなげるため、委員会が先頭に立つ」と話した。

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