XRP Ledger(XRPL) 写真=Shutterstock

XRP Ledger(XRPL)が、直近6カ月のRWA(実物資産連動)分野で19億ドルの純流入を記録し、ブロックチェーンネットワーク別で2位となった。Ethereumは同期間に27億ドルの純流出となり、最大の流出となった。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが19日(現地時間)、RWA.xyzの集計を基に報じた。

RWA.xyzによると、純流入額が最も大きかったのはBNB Chainで、22億ドル。これにXRPLが続き、Solanaが16億ドル、Stellarが15億ドルだった。Avalancheは6億3700万ドル、Baseは2億1000万ドル、Monadは2億ドル、Robinhoodは1億9900万ドルの純流入を記録した。

一方、純流出となったネットワークは限られた。Ethereumが27億ドルで最大となり、Plumeも2億2300万ドルの純流出だった。大半のネットワークが流入超となる中、流出超はEthereumとPlumeにとどまった。

集計対象にステーブルコインを含めると、順位は入れ替わる。Tronが78億ドルの純流入で首位となり、HyperEVMが50億ドル、Solanaが26億ドルで続いた。XRPLは25億ドルの純流入で4位に入った。こうした動きは、RippleのRLUSDがネットワーク内のトークン化資産市場の拡大に寄与していることを示している。

Ethereumの純流出額は、ステーブルコインを含めると223億ドルに拡大した。Arbitrumも30億ドル、Polygonは6億1900万ドルの純流出となった。ただ、これらの数値だけで投資家がEthereumから離れた、あるいは流出資金のすべてが別のブロックチェーンに移ったと断定することはできない。

XRPLは2026年に入ってから、トークン化資産市場の拡大とともに複数の節目を超えている。ネットワークの分散型RWA価値は年初の5億1800万ドルから、3月末には22億5000万ドルまで拡大した。前期比の増加率は124%だった。

その後も拡大基調は続き、5月にはトークン化RWAの規模が35億3000万ドルを超えて過去最高を更新した。RWAとステーブルコインを合算した総規模も、53億7000万ドルを上回った。

立ち上がりの速さも目立つ。XRPLはトークン化価値が4億ドルに達するまで約15カ月を要したのに対し、Ethereumは同水準に到達するまで36カ月かかった。ただし、今後も同様の成長率が続くとは限らない。

資産構成では、特定銘柄への偏りも大きい。Justokenの「JMWH Energy Token」は、XRPL全体のトークン化価値のうち22億3000万ドルを占め、最大の構成比となった。トークン化コモディティや資産担保型クレジット商品も増え、XRPL内の資産の種類は広がっている。

RLUSDも2026年中に2億3500万ドルから10億ドル超へ拡大した。Rippleは2月、Aviva Investorsとの提携を通じ、伝統的なファンド構造をXRP Ledgerに取り込む方針を明らかにしている。

今回の集計は、XRPLがトークン化資産の受け皿として存在感を高めていることを示した。一方で、資産増加の相当部分が特定トークンとRLUSDの拡大に依存している点は、市場構造とあわせて見極める必要がある。

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