画像=Reve AIが生成したデイビッド・シュワーツ氏のイメージ

Rippleの元最高技術責任者(CTO)であるデイビッド・シュワーツ氏は19日、Xaman関連を名乗るXアカウントに注意を呼びかけた。問題のアカウントはXRPのエアドロップを告知した後、数時間で停止されたが、警告の根拠や停止理由は明らかになっていない。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、シュワーツ氏は同日、X(旧ツイッター)で「@Xaman_FDNT」に言及し、このアカウントについて「乗っ取られているか、詐欺の可能性がある」と警告した。Xaman財団との関係性を裏付ける情報や、アカウント停止に至った直接の理由は公表されていない。

このアカウントは、シュワーツ氏の警告に先立ち、XRP Ledger(XRPL)上でXamanのエアドロップが始まったとする内容を投稿していた。投稿では、XRP保有者やXRPL利用者、Xamanウォレット利用者らを対象に、エアドロップの対象資格を確認するよう促し、オンチェーンでトークンを直接請求する方法を案内していた。

これに対し、コミュニティの反応は冷ややかだった。エアドロップの内容そのものよりも、繰り返し行われたアカウントのタグ付けやスパム的な投稿を問題視する声が目立ち、望まないメンションが続いたとの指摘も出ていた。

その後、シュワーツ氏が公に信頼性へ疑問を呈したことで、XRPコミュニティでも当該アカウントを巡る批判が広がった。アカウントは数時間後に停止された。

もっとも、X側とXaman財団はいずれも停止理由を明らかにしておらず、利用者からの通報が影響したかどうかも確認されていない。

今回の件は、暗号資産業界でエアドロップや報酬配布をうたうアカウントが、利用者に混乱を招き得ることを改めて示した。とりわけ、ウォレットサービスとの関連を装うアカウントがトークン請求を促した場合、公式の告知と誤認されるおそれがある。

暗号資産のエアドロップは利用者参加を促す施策として広く使われる一方、詐欺的な案内はウォレット接続や署名要求を通じた資産流出につながるリスクがある。利用者には、告知に接した際にアカウントの真正性や、プロジェクトが案内する公式導線をまず確認する姿勢が求められる。出所不明のリンクにアクセスしたり、ウォレットを接続して取引に署名したりする行為には特に注意が必要だ。

今回の停止措置だけで、アカウントの性質やエアドロップの真偽が公式に確定したわけではない。ただ、XRP利用者の間では、著名人名やウォレットサービス名を掲げる投稿であっても、検証なしに信用すべきではないとの警戒感が強まっている。

シュワーツ氏はXへの投稿で、「注意。このアカウントは乗っ取られているか、詐欺です! @Xaman_FDNT」と述べた。

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