Strategy(写真=Shutterstock)

Strategyは10月12〜16日にビットコイン267BTCを2210万ドルで追加取得した。同時に、STRC優先株194万株を1億9310万ドルで買い戻した。ビットコインの購入額に対し、優先株の買い戻し額は約9倍に達した。

米証券取引委員会(SEC)への開示資料によると、取得価格は1BTC当たり平均8万2900ドル。これにより、同社のビットコイン保有量は84万8517BTCに増えた。取得原価ベースでは640億2000万ドルとなる。

同社は前週にも、ビットコイン250BTCを2150万ドルで取得する一方、STRCの買い戻しに1億9240万ドルを投じていた。直近2週間は、ビットコインの積み増しと優先株の買い戻しを並行して進めている。

あわせて取締役会は、デジタル信用証券の買い戻しプログラムの上限を20億ドルから30億ドルに引き上げた。19日時点の未使用枠は11億6000万ドルとしている。

資金調達の内訳も明らかにした。ビットコインの購入資金の大半は、普通株MSTR 14万872株の売却で確保した。一方、STRCの買い戻しには既存の現金を充当した。優先株配当と債務利払いに備えたドル準備金は48億3000万ドル、これとは別の現金保有額は4億4730万ドルとしている。

株価の動きは方向感を欠いた。MSTR株はナスダックのプレマーケット取引で2.5%超上昇した一方、直前営業日の17日の通常取引では9.6%安の138.83ドルで取引を終えた。

Strategyは上場企業で最大のビットコイン保有企業。今回の開示では、ビットコインの追加取得を続ける一方で、優先株の買い戻しプログラムも拡充する姿勢が鮮明になった。今後は、追加のビットコイン取得とSTRC運用の間で、資金配分をどう進めるかが焦点となる。

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