ロイター通信は19日、AIクラウドを手がけるスタートアップのModalが、NVIDIAの新CPU「Vera」をAIエージェント向けに採用すると報じた。初期テストでは処理量が2倍に増加したといい、同社は今後、IntelとAMDのCPUに加えてVeraを導入する方針だ。
Modalは、AI開発者向けに計算資源を提供している。AIエージェントの稼働基盤としてVeraを採用し、処理性能の引き上げを狙う。
これまで同社は、こうした処理をIntelとAMDのCPUで運用してきた。初期テストでは、Veraの導入によってAIエージェントの処理量が2倍になったことを確認し、対応を決めたという。
ロイター通信によると、Veraを本格導入するには、Modal側でソフトウェアの大幅な改修が必要になる。
今後はNVIDIA、Intel、AMDの各CPUを併用し、ワークロードに応じて最適なハードウェアを使い分ける計画だ。
Modalは先週、Accel主導の投資ラウンドで7億5000万ドル(約1130億円)を調達した。企業価値は157億5000万ドル(約2兆3625億円)と評価された。
同社によると、サービス利用量はこの1年で3倍に増加し、売上高は15倍超に拡大した。
NVIDIAは投資家向けに、今会計年度のVera関連売上高が少なくとも200億ドル(約3兆円)に達する見通しを示している。OpenAI、Anthropic、Oracle、PerplexityもVeraの導入を計画しているという。
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