「2026 江陵ITS世界会議」で基調講演するQualcomm Koreaのキム・サンピョ社長(写真=Qualcomm)

Qualcomm Technologiesは10月19日、江陵オリンピックパークで開幕した「2026 江陵ITS世界会議」に参加し、V2Xを活用した交通安全技術とソリューションを披露すると発表した。会期中には7件のデモを展示する。

ITS世界会議は、各国政府、産業界、学界の関係者や技術専門家が集まり、知能交通システム(ITS)の政策、技術、サービスを議論する世界最大級のイベントだ。2026年のテーマは「モビリティを超えて一つになる世界」で、車両コネクティビティ、自動運転、スマートインフラ、交通管理、モビリティサービス、AI・データ基盤システム、政策・標準などが主な議題となる。

Qualcomm Technologiesは会期中、拡張V2X、ADASと連携するV2X、スマートインフラ、グローバルV2Xなど7件のデモを実施する。あわせて、同社のソリューションや製品を採用したパートナー各社の製品も紹介する。

各デモでは、V2Xが車載センサーを補完し、車両、道路インフラ、道路利用者をリアルタイムでつなぐことで、交通安全と交通効率の向上にどうつながるかを示す。死角やセンサー検知範囲外のリスクを事前に警告できる点も訴求する。

V2Xは、車両と道路インフラ、二輪車、歩行者などがリアルタイムで直接通信する技術だ。カメラやレーダーでは把握しにくい非可視領域の情報も共有できるため、周辺環境の変化をより早く検知できる。V2Xは概念実証の段階を越え、各国で導入が広がっている。複数の国でV2X対応の道路インフラ整備が進み、対応車両の発売も始まっている。

Qualcomm Koreaのキム・サンピョ社長は、会期中に「交通安全イノベーションの加速(Accelerating Transportation Safety)」をテーマに基調講演を行う。キム氏は「Qualcommは40年以上にわたり、モバイル接続技術の革新を主導してきた。その経験を基に、V2X技術の標準化から商用化、実道路への適用まで、さまざまな協力企業とともにグローバルエコシステムの発展をけん引してきた」と述べた。

その上で、「韓国でも、実道路環境を反映した相互運用性の検証を基盤に、より安全で高度な交通システムの構築を支援している。今後もコネクテッドソリューションを通じて道路交通の安全性を高め、次世代モビリティの可能性を広げていく」とコメントした。

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