米ITメディア「9to5Mac」は16日(現地時間)、iPhone 18 Proを約1カ月使用したレビュー記事を公開した。特に評価した点として、バッテリー持ち、可変絞りを採用したメインカメラ、ベイパーチャンバー冷却による発熱対策の3点を挙げている。
まずバッテリーについては、実使用での改善幅が大きいとした。iPhone 18 Proは発表時からバッテリー性能を強く訴求していたが、日常利用でもその差をはっきり体感できたという。レビューでは、日中に充電を気にする場面がほぼなくなり、「1日の終わりでも、ほぼ毎日バッテリーが約60%残っている」と説明。大画面のiPhone 18 Pro Maxでは、さらに余裕がある可能性にも言及した。
今回の評価では、単純な駆動時間の長さよりも、日々の使い方そのものが変わる点を重視している。旧型iPhoneからの買い替えであれば、Proモデルはどちらのサイズでも満足度が高いとみており、Appleが今年進めたバッテリー強化が実感値の向上につながったとしている。
カメラでは、メインカメラの進化を今年の最大の変更点と位置付けた。ここ数年は望遠、超広角、フロントカメラの改善が中心だった一方、今回は可変絞りを備えたメインカメラが軸になったと評価している。レビューでも、「可変絞りを備えたiPhone 18 Proのメインカメラが今年の主役だ」と表現した。
また、細かな撮影設定を積極的に使わなくても、仕上がりの良さを実感できた点も挙げた。絞りを頻繁に手動で切り替える使い方はしていないものの、自動設定のままでも満足できる写真が安定して撮れたという。撮影の大半はƒ/1.48で、一部はƒ/1.8だったとしている。仕組みそのものの詳細な説明はないとしながらも、写りには高い満足感を示した。
冷却面では、屋外での使い勝手の改善が目立ったという。iPhone 18 Proに採用されたベイパーチャンバー冷却は、日差しが強く気温の高い環境でも、端末の使い勝手を保つのに役立ったとした。従来モデルでは、暑い日や強い直射日光の下で性能が落ちることがあり、とくにカメラ起動時など、とっさの撮影で反応の遅れが不満につながっていたとしている。
これに対し、iPhone 18 Proでは状況が異なっていたという。レビューでは、「端末が少し熱を持つことはあっても、動作の遅れを感じたことはなかった」と説明し、「ベイパーチャンバーが十分に冷却し、期待通りのiPhone体験を維持してくれる」と評価した。発熱そのものをなくしたというより、発熱が実際の性能低下につながる場面を減らした点に意味があるとしている。
9to5Macは今回のレビューで、新機能の追加そのものより、日常の使用感がどう変わったかに重点を置いた。バッテリーは充電の負担を減らし、メインカメラは自動設定中心のユーザーでも画質向上を実感しやすくし、冷却設計は屋外撮影や長時間利用時の安定性を高めたと総括している。iPhone 18 Proの進化は、スペック表よりも日常の体験の中でより明確に表れたとしている。