XRPが1.31ドルを下回った後に1.30ドル近辺まで持ち直し、相場の下落がいったん一巡する可能性が意識されている。市場では、1.25ドルの支持線まで下げなくても調整が終わるとの見方が出ており、目先は1.29~1.33ドルを維持できるかが焦点となっている。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が10月17日(現地時間)に報じた。XRPは先週、一時1.29ドルまで下落した後、1.30ドル近辺で推移しており、足元ではこの水準の下値支持力が試されている。
今回の分析で注目されているのは1.31ドル近辺だ。市場では今回の下落をA-B-C型の調整と捉える見方が出ており、最後のC波が必ずしも1.25ドルまで進む必要はないとされる。先行して形成されたA波の安値である1.31ドルを下回るだけでも、調整完了の条件を一部満たす可能性があるという。
実際にXRPは日中取引で1.31ドルを割り込んだ後、1.30ドル近辺まで戻した。短期的には、買い手が1.29~1.33ドルのレンジを実質的な支持帯として維持できるかが重要なポイントになる。
一方で、下値余地が完全に消えたわけではない。チャート上では1.25ドル近辺まで、より広い買い支えゾーンも示されている。ただ、これは下落が続いた場合に支えとして機能し得る価格帯であり、反発に向けて必ず到達しなければならない水準ではないとの見方もある。1.33ドルを基準にすると、1.25ドルまでは約6%の下落余地がある。
この近辺で底打ちが確認されれば、最初の戻り目標は1.45~1.50ドルとなる。その上では、下降トレンドラインと従来のB波ゾーンが重なる価格帯が上値抵抗として意識され、次の主要なレジスタンスとして1.70ドルが挙げられる。さらにここを上抜ければ、1.93~2.00ドル、2.08ドルが次の目標水準として視野に入る。1.33ドルからみると、1.50ドルまでは約13%、1.70ドルまでは約28%の上昇に相当する。
中期的には1.05~1.15ドルが重要な支持ゾーンとされる。この水準は、より長い時間軸での上昇シナリオを支える需要帯と位置付けられている。終値ベースで同ゾーンを下回れば回復シナリオは弱まり、0.99ドル近辺まで押し戻される、あるいは新たな安値を付けるリスクが高まる可能性がある。
今回の分析のポイントは、XRPがより深い支持線を試さなくても、テクニカル面で反転の条件を一部満たし始めている点にある。目先の方向感を左右するのは、1.29~1.33ドルを支持帯として固められるかどうかだ。