Naverは19日、地域のオフライン事業者のAI転換(AX)を支援するキャンペーン「ローカルグロス」を、木浦と光州で実施すると発表した。従来の個別ソリューションの案内中心の支援から改め、商圏や業種、事業者ごとの特性に応じて必要なサービスをまとめて提供する。
今回の取り組みでは、業種別の支援内容も具体化した。飲食事業者には順番待ちや繁忙時間帯の予約管理、カフェ事業者には店頭注文やレビュー分析、オフライン店舗には新規顧客の流入拡大に向けた個別コンサルティングを提供する。
また、事業者の状況に応じて、「スマートプレイス」やオフライン統合端末「Npay Connect」、Naver広告などを組み合わせて活用できるよう支援する。
Naverは2025年に慶州で地域事業者向けキャンペーンを開始し、今年上期には釜山に対象地域を広げた。下期からはキャンペーン名を「ローカルグロス」に改め、木浦と光州で運営する。
初回のローカルグロスは、16日から18日まで「木浦港口祭」に合わせて実施した。カフェや飲食店、書店など地域事業者約50社が参加し、来店促進プロモーションには3日間で約5800人が参加した。
Naverによると、期間中に参加店舗で利用されたスマートプレイスのクーポン件数は、実施前の同期間と比べて27倍に増えた。「Npay Connect」の導入事業者比率も1.7倍に上昇した。
光州では、30日に地域事業者向けミートアップを開催し、31日から11月1日まで、光州コーヒー文化祭「東明コーヒー散策」と連動したキャンペーンを実施する。光州・東明洞一帯の約50店舗が参加する予定だ。
事業者向けのフォローアップ支援も検討している。Naverは6月の釜山キャンペーン終了後、7月に釜山信用保証財団と業務協約(MOU)を締結した。Naverプラットフォームを利用する釜山地域の事業者を対象に、融資保証料や広告コンサルティングの支援策を協議している。
木浦では16日、海関1897で「ローカルグロス・ミートアップ」も開催した。会場では、Naverがオンラインで蓄積してきた中小事業者(SME)の成長支援事例や、地域ブランドの事例を共有した。
ファン・スンベNaverインパクトシナジーグループ長は、「地域ならではの価値は成長の限界ではなく、出発点だ」とした上で、「スマートプレイスやスマートストア、アドブーストなどのソリューションを通じて、顧客との接点を広げられるよう支援する」と述べた。