XRP Ledger(XRPL) 写真=Reve AI

XRP Ledger(XRPL)の送金量が急減し、XRPの価格動向にも警戒感が強まっている。オンチェーン指標は30日平均を大きく下回り、XRPも主要移動平均線をそろって下抜けた。市場では、1.25~1.27ドルの支持線を維持できるかが当面の焦点となっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが18日付で報じたところによると、アカウント間のXRP送金量は10月17日に1億1950万XRPとなり、前日比72.3%減少した。

この水準は、直近30日平均の6億2930万XRPを大きく下回る。過去には70億XRPに達した局面もあり、足元の送金量は低水準にとどまっている。

10月18日分についても、集計途中の時点で約3750万XRPにとどまり、前日からさらに68.6%減った。ただし、この日の集計はまだ確定しておらず、最終的な送金量は増える可能性がある。

直近1年の1日当たり送金量はおおむね3億~10億XRPで推移し、11月と2月には25億XRPまで膨らんだこともある。1億XRP前後まで落ち込むケースはまれだという。

もっとも、送金量の減少だけで直ちに弱気トレンド入りと判断するのは難しい。XRPLの送金量は日ごとの振れが大きく、週末には活動が鈍ることもあるためだ。

今回は減少が金曜から土曜にかけて起きた。一方で、XRP相場そのものにも下押し圧力がかかっており、オンチェーン活動の鈍化が一時的な動きにとどまるのか注目される。

XRPは9月の高値1.66ドル近辺から下落し、足元では1.30ドル前後で推移している。50日、100日、200日の各移動平均線が位置する1.34~1.38ドルをそろって下回った。

これらの移動平均線は、足元では上値抵抗線として機能している。

相対力指数(RSI)は40前後で推移しており、上昇モメンタムの弱さを示している。ただ、過売り圏に入ったとまでは言えない。8月に急増した取引量も、その後は減少している。

価格と取引量の両面で、反発を支える材料は乏しい状況だ。

当面の主要な支持線は1.25~1.27ドル。9月中旬と今週に買いが入った価格帯に当たる。終値ベースでこの水準を割り込めば、次の支持線として1.15ドルが意識され、その後は8月安値の1.00ドルが視野に入る。

一方、上昇基調を取り戻すには、まず1.34~1.38ドルのレンジを回復する必要がある。ここを明確に上抜けられなければ、反発局面が続きにくい可能性がある。

今後数日で送金量が再び5億XRP前後まで戻れば、今回の急減は一時的な変動にとどまる可能性がある。反対に、送金量が低水準のままで、XRP価格も移動平均線の下にとどまれば、1.25ドルの支持線が崩れるリスクが高まる。

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