写真=Dell Pro Rugged 13 Extreme(左)、Dell Pro Rugged 14(右)(Dell Technologies提供)

Dell Technologiesは10月19日、産業分野や公共安全分野向けの堅牢ノートPC「Dell Pro Rugged 13 Extreme」と「Dell Pro Rugged 14」を発表した。いずれもIntel Core Ultraシリーズ3プロセッサを採用し、最大50TOPSのNPU性能を備える。Wi-Fi 7やプライベート5G、GNSSモジュールもオプションで用意し、10月中に発売する。

両モデルは、軍・警察、消防、製油・石油化学、製造、輸送、ユーティリティなどの現場を想定して設計した。AI処理やデータ集約型の業務に対応する構成とする。

「Dell Pro Rugged 13 Extreme」(PR713260)は、13.3型のフルラギッドモデル。防塵・防水性能はIP66準拠で、約1.8mの落下試験をクリアした。米国防総省の軍用規格MIL-STD-810Hと、電磁干渉規格MIL-STD-461Gに適合する。動作温度はマイナス29度からプラス63度。ディスプレイは最大1400ニトのFHDタッチ対応で、手袋着用時や濡れた状態でも操作できる。

カメラは5MPのRGB+IRを標準搭載する。メモリは最大64GBのLPDDR5X。上位CPU構成ではIntel Arc内蔵グラフィックスを採用する。バッテリーはホットスワップ対応で、最大2基まで搭載可能。着脱式SSDや自己暗号化ドライブもオプションで選べる。

「Dell Pro Rugged 14」(PR514260)は、セミラギッドモデル。重量は約2.13kgで、保護等級はIP53、約0.91mの落下試験をクリアした。GPUは「NVIDIA RTX Pro 500 Blackwell」(6GB GDDR7)をオプション設定する。最大64GBのLPCAMM2メモリはモジュール式で、IT管理者が交換やアップグレードを行いやすい設計とした。

14型ディスプレイは16:10比率で、最大1100ニトに対応する。タッチ対応と非対応を選択可能。カメラは最大QHD HDRのRGB・IRに対応する。クアッドRFパススルーのオプションでは、車載時に外部アンテナへ直接接続できるほか、サードパーティー製の車載マウントとの互換性も確保した。

通信機能は、両モデルともWi-Fi 7、プライベート5G、専用GNSSモジュールをオプションで用意する。内蔵ソフトウェア「Rugged Control Center」から、GPS設定やハードウェアのショートカットキーを管理できる。

セキュリティ面では、「Dell SafeID」と「Control Vault」により認証情報をハードウェアレベルで保護する。BIOS防御機能には量子耐性保護を追加した。TPM 2.0、指紋認証、スマートカードリーダー、Windows Helloもオプションで提供する。Dellの管理ポータルを通じて、IT管理者が端末を大規模に展開・管理できる点も特徴としている。

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