Ethereum共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は10月17日、ビットコイン採掘とAI推論ではコスト構造が根本的に異なるとの見方を示した。ブロックチェーンメディアのU.Todayが報じた。
ブテリン氏によると、ビットコイン採掘のコストは主に、コンピューティング用ハードウェアへの投資と電力消費の2つに分かれる。採掘事業者は専用機器に多額の資金を投じるだけでなく、機器を稼働させるための電気料金も継続的に負担しなければならない。
このため、ビットコイン採掘では装置の性能に加え、安定した電力の確保が重要になる。ブロック報酬を得るための競争が続く中で、電力価格は採掘コストを左右する大きな要因になるという。
一方、AI推論のコストは主としてコンピューティング基盤への投資に集中するとブテリン氏は指摘した。AI推論は、学習済みモデルが応答を生成したり処理を実行したりする段階を指し、ビットコイン採掘ほど電力コストの影響を受けにくいと説明した。
その結果、ビットコイン採掘では装置と電力の両面を管理する必要があるのに対し、AI推論では大量のリクエストを処理できるコンピューティングインフラの確保と維持が、採算性を左右する中心要素になるとしている。
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