写真=CircleのUSDC

Circleが上半期の収益構造を開示した。売上高約14億ドルのうち、8億1900万ドルをUSDCの流通パートナーへの支払いや取引コストに充てた。The Blockが16日(現地時間)に報じた。

報道によると、Circleはブログで、同期間に4億7300万ドルをインフラ整備、規制対応、製品開発に再投資したことも明らかにした。

今回の開示には、新興のステーブルコイン発行体がCircleに向けてきた批判を打ち消す狙いがあるとみられる。これらの発行体は、既存の発行体が収益を過度に囲い込み、償還手数料も高く設定していると主張してきた。あわせて、より効率的なモデルが既存発行体に取って代わる可能性も訴えている。

Circleのカシ・ラザギ最高執行責任者(COO)は、「再投資は単なる間接費ではない。USDCを実用的なものにするための投資であり、8年以上かけて積み上げてきた成果だ」と強調した。そのうえで、「デジタルドルは、どこでも機能しなければならない。いつでも償還でき、規制下にある機関が保管し、企業が利用するチェーンやプラットフォーム間を自由に移動できる必要がある」と述べた。

Circleによると、売上高1ドル当たりの純利益は約7セントだった。USDCのオンチェーン取引額は累計で36兆ドルを超えた。6月時点では、世界のステーブルコイン取引量に占めるUSDCの比率は約77%となり、前年同月の60%から上昇した。

Standard Charteredが今週初めに公表したリポートによると、今年のステーブルコインの月間送金額は平均で10兆ドルに迫った。William Blairのアナリストは先月の投資家向けノートで、暗号資産市場の回復局面でCircleが恩恵を受ける可能性があると分析。規制整備、トークン化資産取引の拡大、事業多角化が、2027年まで同社株を下支えするとの見方を示した。

Circleは11月4日に第3四半期決算を発表する。

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