Ethereumのレイヤー2「Starknet」で、量子コンピューターへの備えを理由に、独立したレイヤー1ブロックチェーンへの移行を検討するかどうかを問うトークン保有者投票が始まった。The Blockが15日(現地時間)に報じた。
投票期間は7日間。Snapshotでの集計時点では、1億7760万STRKが投票に参加し、99.91%が賛成している。ただし、賛成多数となっても直ちに移行が決まるわけではない。
開発元のStarkWareは今後、関連研究を進めた上で、詳細案の策定と追加投票を実施する方針だ。否決された場合は、現行のレイヤー2体制を維持しながら量子対応を進めるとしている。
StarkWareは10月初旬、レイヤー1への移行構想を初めて提示した。StarknetはEthereumに依存しているため、Ethereumが量子コンピューターやAIを巡る脅威にどれだけ迅速に対応できるかによって、安全性が左右されることを移行検討の理由に挙げている。
StarkWareの最高経営責任者(CEO)、エリ・ベンサソン氏は、「ブロックチェーンがこうした脅威に備えるには、適切な暗号技術と、それをアップグレードできる能力が必要だ」と説明。その上で、「Starknetには、それに加えてレイヤー1への移行も必要になる」と述べた。
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