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XRPは、昨年8月に上抜けた下落チャネル上限のトレンドラインを再び試す局面に入っている。週足ベースの主要支持線とされる1.1917ドルを維持できるかが、目先の方向感を左右しそうだ。

The Crypto Basicは15日に報じた。週足チャートで見たXRPの主要支持線は足元で1.1917ドル近辺に位置しているという。

XRPは先週から売りに押されており、今週発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで下げが加速した。先週からの下落率は約14.5%に達し、足元では1.30ドル前後の支持線を試している。これは1.1917ドルのトレンドラインを約9%上回る水準に当たる。

焦点は、昨年8月に上抜けたチャネル上限が、今回も支持線として機能するかどうかにある。XRPは昨年8月、1.3870ドル近辺から下落チャネル上限を突破し、その後は1.70ドルまで上昇した。ただ、その後は反落しており、従来の抵抗線が支持線へ転換したかが、今回の調整局面を見極めるうえでの重要なポイントとなっている。

この下落チャネルは、XRPが2025年7月に史上最高値(ATH)の3.66ドルを付けた後に形成された。その後は戻り高値の切り下がりが続き、これがチャネル上限のトレンドラインを形作った。実際、2025年10月には3.05ドルで上値を抑えられ、2026年1月の反発局面でも2.41ドルで伸び悩んだ。いずれもチャネル上限と重なる水準だった。

昨年9月にも似た値動きがみられた。当時のXRPは1.25ドルまで下落してチャネル上限まで接近したが、この水準を維持した後、9月末には1.65ドルまで反発した。直近の下落で、XRPは再びこのチャネル上限を試す展開となっている。

1.1917ドルを維持できれば、足元の下落基調がいったん一巡し、反発もしくはもみ合いに移る可能性がある。一方で、この水準を明確に割り込めば、昨年8月の上抜けを起点とした回復シナリオは後退し、売り圧力が一段と強まる公算が大きい。

その場合、次の支持線として意識されるのは2026年8月安値の0.98ドル近辺だ。さらに0.98ドルも維持できなければ、ボリンジャーバンド下限が位置する0.8941ドルが次の下値めどとなる。XRPの短期的な方向性は、単なる自律反発の有無ではなく、昨年8月に上抜けたチャネル上限が再び支持線として機能するかどうかにかかっている。

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