Cardano(ADA)は、0.22〜0.24ドルの支持帯を維持できるかが短期の分岐点となっている。この水準を守れば反発余地が広がる一方、0.22ドルを割り込めば下値模索が強まる可能性がある。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が15日(現地時間)に報じたところによると、アナリストのジアニス・アンドレウ氏は、0.22〜0.24ドルをADAの先行きを左右する主要な支持帯と位置付けた。
足元のADAは短期的に軟調に推移している。執筆時点では0.2278ドル近辺で推移し、直近24時間で6%、1週間で12.5%下落した。一方で、1カ月では8.9%上昇しているものの、年初来では33.5%低い水準にある。
アンドレウ氏は、0.2278ドル近辺がフィボナッチの0.618戻しに当たると指摘した。この水準は0.22〜0.24ドルの支持帯とも重なっており、ADAが同レンジを維持できれば、下値を切り上げながら上値回復を試す展開もあり得るとみている。
最初の上値の関門は0.26〜0.28ドルの抵抗帯だ。ここを回復できれば、次の重要水準として0.2910ドルが意識される。さらに0.2910ドルを上抜けた後、再テストでも同水準を維持できれば、上昇基調が強まる可能性があるという。
その先の上値目標としては、0.3206ドル、0.3698ドル、さらに0.4277ドルを挙げた。最終的な上昇目標は0.4834ドルで、同氏が分析の基準とした0.2354ドルに対して約105%高い水準となる。ただし、このシナリオは現在の支持帯を守りつつ、中間の抵抗帯を段階的に突破することが前提となる。
一方で、0.22ドルを下回れば短期の反発シナリオは崩れる可能性がある。次の支持水準としては0.2110ドルを示し、ここでも下げ止まれなければ0.19〜0.20ドルまで下落余地が広がるとした。
要するに、短期的には下値支持の確認と上値抵抗の突破の両方が必要になる。0.22〜0.24ドルの維持は追加下落を避けるための条件であり、0.26〜0.28ドルの回復は反発継続を見極める次のポイントになる。支持帯を維持しても抵抗帯を抜けられなければ、上昇シナリオが固まったとは言いにくい。
別のアナリストである「More Crypto Online」は、本格反発の前にもう一段の下値確認が入る可能性があるとの見方を示した。ただ、その調整がその後の上昇再開の足掛かりになる可能性もあるとしている。短期調整の余地を残しつつも、主要支持帯が維持されれば回復期待は残るとの見立てだ。
More Crypto Onlineが示した主要な抵抗線は0.315ドル。この水準を突破すれば0.405ドルまで上値余地が広がり、強気見通しが強まるという。一方、下値では0.16〜0.215ドルの支持帯に注目しており、とりわけ0.16ドルを割り込めば強気シナリオが大きく後退し、追加下落リスクも高まると指摘した。
両者の分析は具体的な価格帯こそ異なるものの、主要支持線を維持した上で抵抗帯を突破して初めて反発が本格化するという点では一致している。当面は、アンドレウ氏が示した0.22ドル防衛と0.26〜0.28ドル回復の可否が短期の焦点となる。さらにその先では、0.2910ドルや0.315ドルといった主要な抵抗線を上抜けられるかどうかが、追加上昇の余地を測る材料になりそうだ。
アンドレウ氏は次のように述べている。
「ADAの次の高値圏を決めるうえで、足元の安値形成が重要になる可能性がある。ADAは現在、0.22〜0.24ドルの支持帯を試しており、0.2278ドル近辺のフィボナッチ0.618水準とも重なる。ここを維持して0.26〜0.28ドルを回復できれば、0.2910ドルが重要な上抜けポイントになる。明確な上抜けと再テストが確認されれば、次は0.3206ドル、0.3698ドルが焦点となり、その後は0.4277ドルも視野に入る。図示した0.4834ドルのシナリオは、チャート上の基準価格に対して約105%の上昇を示唆する。0.22ドルを割り込めば、次の支持は0.2110ドル、さらに0.19〜0.20ドル」