写真=LG Uplus。「Network X 2026」の展示ブースで、来場者に次世代Wi-Fi技術を説明するLG Uplusのホームデバイス開発チーム。

LG Uplusは10月16日、欧州最大級の通信・ネットワーク展示会「Network X 2026」で、AIを活用した次世代Wi-Fi技術を披露したと発表した。

同社は10月12日から15日までオーストリア・ウィーンで開かれた同展示会に参加し、Wi-Fi 7の実用化成果に加え、AIベースのネットワーク品質管理技術などを紹介した。Network Xは、世界の通信事業者や通信機器メーカー、ICT企業が参加し、有線・無線ネットワークやブロードバンド分野の次世代技術を共有する展示会だ。

会場では、2025年に韓国の通信事業者として初めて市場投入した6GHz帯対応Wi-Fi 7ルーターの実用化成果を公開した。同ルーターは2.4GHz、5GHz、6GHzの各帯域に対応し、高速かつ安定した無線通信環境を提供する。

AIを活用したWi-Fi品質管理技術も披露した。アクセスポイント(AP)で収集したネットワーク品質データをAIが分析し、品質低下の要因を特定したうえで、利用者が不便を感じる前に問題の兆候を知らせる仕組みだ。

このほか、Wi-Fi 8を見据えたエッジAI技術の概念実証(PoC)結果も紹介した。エッジAIは、ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)を搭載したルーターが、クラウドサーバーを介さずにネットワークの状態を直接分析・最適化する技術だ。

今後は、AIが障害の原因を自律的に把握し、自動復旧まで担えるよう、関連技術の高度化を進める方針だ。

イ・ジンヒョク氏(LG Uplus コンシューマーサービス開発ラボ長・常務)は、「今回の展示を通じて、AIベースのネットワーク運用技術と次世代Wi-Fi技術をグローバル業界に紹介した」としたうえで、「今後も顧客が体感できる安定したネットワークサービスの提供に向け、関連技術の開発を継続する」とコメントした。

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