Cohere(写真=Cohere)

カナダのAI企業Cohereが、AIを活用したソフトウェア脆弱性検知を手がける米サンフランシスコのセキュリティスタートアップAISLEの買収に向けた意向書を締結した。ロイター通信が15日(現地時間)に報じた。買収条件は明らかにしていない。

今回の買収により、Cohereは企業や公共機関向けのセキュリティ・脅威検知機能を強化する狙いだ。顧客はAISLEを自社システムに直接導入して利用できるという。

Cohereは「AIの進展に伴い、サイバーセキュリティを取り巻く環境と企業が直面する脅威は変化している」とした上で、「防御能力もそれに合わせて迅速に進化する必要がある」と説明した。

AISLEは2025年、チェコのワクチン企業AvastでCEOを務めたオンジェイ・ブルチェク氏が設立した。共同創業者には、Google DeepMindとAnthropicの出身者が名を連ねる。

AISLEは、創業初年度に広く利用されているソフトウェアで500件超の新たなバグを発見したとしている。この中には、銀行や政府機関、メッセンジャーアプリなどでインターネット通信の暗号化に使われる無償ソフト「OpenSSL」の脆弱性12件も含まれていた。これらの脆弱性は発見後に修正された。

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