英セキュリティスタートアップのCodeWallは、400万ドル(約6億円)を調達した。外部の攻撃者を模したAIエージェントで企業の防御態勢を検証するサービスを展開し、銀行などを主な顧客に据える。
米SiliconANGLEが14日(現地時間)に報じたところによると、CodeWallのAIエージェントは、アカウント情報や社内の事前情報を持たない状態で攻撃を開始する。役割の異なる複数のエージェントが並行して動き、調査結果を単一のマップに集約する仕組みだ。
あるエージェントがアプリケーションの脆弱性を発見すると、別のエージェントがそれを起点に、接続先のシステムやデータへの侵入拡大を試みる。
顧客は、攻撃経路を証拠付きで段階的に確認できる。新たなシステムの導入やセキュリティパッチの適用後には、エージェントが再び攻撃を実施する。検証範囲は、顧客が許可した領域に限定される。CodeWallは、企業が年1〜2回外部委託するペネトレーションテストの代替需要を取り込む考えだ。
CodeWallは、攻撃者側ですでに進む自動化に対し、防御側も同様の手段を備える必要があると強調する。今年夏には、クラウドセキュリティ企業のSysdigが、AIエージェントが一連の工程を自律的に実行した初のランサムウェア攻撃事例を公表している。
CodeWallのポール・プライスCEOは、「企業は、自社の防御が正しく機能しているかを確かめるために、本物の攻撃者が現れるのを待つ必要はない」と述べた。
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