資料=適正マーケティング研究所

適正マーケティング研究所は10月15日、Naver「AIブリーフィング」、Google「AI概要」、Gemini、ChatGPTの4サービスを対象に、回答生成時に参照された参照元(出典)を分析した「生成AI出典引用リポート 2026年下半期」を公表した。Naver「AIブリーフィング」では参照元の46.5%をNaverブログが占めた一方、Google「AI概要」ではYouTubeを中心とするSNSの比率が29.4%に達した。

調査は、AI検索最適化(GEO)ソリューション「BrAInd」がモニタリングする26ブランドの検索語のうち、ブランド名を含まない635件を対象に実施した。2026年8月26日から9月24日までの30日間に収集したAI回答2万1225件と、回答内でリンク付きで引用された出典8万5392件を、同時点の検索結果1ページ目と照合して分析した。

プラットフォームごとに、参照する出典の構成には明確な違いが見られた。Naverブログは、Naver「AIブリーフィング」では46.5%を占めたのに対し、Google「AI概要」では7.7%だった。Gemini(引用出典9597件)とChatGPT(同3万2832件)では、Naverブログの引用は確認されなかった。

一方、Google「AI概要」ではYouTube・SNSの比率が29.4%と高く、この大半をYouTubeが占めた。ChatGPTでは公的機関・団体サイトが18.0%、GeminiではTistoryやBrunchなどNaver以外のブログが13.1%だった。ニュースサイトの比率は、4プラットフォームいずれも1.4~3.5%にとどまった。

企業の自社運営チャネルが引用された回答の比率は、全体でおおむね5~19%だった。

同研究所は今回の結果について、「何が同時に現れたか」を観察したものであり、「何をすれば何が増えるか」までを確認したものではないと説明した。例えば、自社チャネルが引用された回答でブランド言及率が高かったとしても、自社チャネルの記事を増やせば言及率が上がると単純に解釈することはできないとしている。

また、今回の分析はBrAIndがモニタリングする26ブランドの検索語を対象としたもので、業種や時期が異なれば結果が変わる可能性があるとした。リポートは今後も半期ごとに同一基準で公表し、次回は2027年上半期の発行を予定している。

適正マーケティング研究所のキム・チョルファン代表は、「Naver『AIブリーフィング』で最も多く引用されたNaverブログが、GeminiとChatGPTでは1件も引用されなかったように、生成AIはプラットフォームごとに参照する出典が大きく異なる」と指摘した。そのうえで、「一度の確認だけで判断せず、同じ検索語を継続的に測定し、プラットフォーム別の対応戦略を立てる必要がある」と述べた。

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