Binanceは、暗号資産のEpic Chain(EPIC)とQuickSwap(QUICK)の上場を廃止し、10月28日に両銘柄に関するすべての現物取引ペアの売買を終了する。コピートレードとSimple Earnはこれに先立ち、10月21日に提供を終える。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが14日報じた。Binanceは定期審査の結果、両トークンの取引サポートを打ち切ることを決めた。
現物取引の終了後は、対象ペアの未約定注文を自動的に取り消す。関連する現物取引ボットも同時に停止するため、Binanceは利用者に対し、事前に設定の変更または停止手続きを行うよう案内している。
今回の措置は、上場資産に対する定期的な審査に基づくものだ。Binanceは、各デジタル資産が取引所の上場基準や業界の要件を継続的に満たしているかを確認し、基準を満たさなくなった場合や市場環境に変化が生じた場合には、詳細な審査を経て上場廃止を判断すると説明している。
審査では、プロジェクトの開発状況、取引高と流動性、ネットワークの安定性や安全性、情報開示と透明性などを確認する。加えて、規制要件の変化、トークン供給量の増加、トークノミクスの変更も評価対象となる。
ただ、BinanceはEPICとQUICKの上場廃止を決めた具体的な理由については明らかにしていない。
関連サービスの一部は、現物取引の終了前に打ち切られる。対象ペアのコピートレードは10月21日に停止し、Binanceは利用者に対して、関連ポートフォリオの調整または解約を事前に進めるよう求めた。
資産運用サービス「Simple Earn」でも、同日に両トークンの取り扱いを終了する。事前に償還されていない商品は自動償還され、元本と付与済み報酬は現物口座に移される。
入出金のサポートは、現物取引とは別日程で終了する。入金は29日午前3時以降、口座に反映されなくなる。出金は12月28日まで受け付け、現物取引の停止後も期限内であれば外部ウォレットへの移管が可能だ。
また、上場廃止後に口座へ残った対象トークンについては、12月29日以降にステーブルコインへ転換される可能性がある。ただし、Binanceは転換を保証しておらず、実施する場合は別途告知するとしている。
転換が実施できない場合は、ネットワークの利用が可能であることを前提に、出金対応を継続する方針だ。
今回の措置は、Binanceが上場資産を定期的に見直し、審査結果に応じて上場維持の可否を判断していることを改めて示した。