暗号資産系ユーチューバーのThe Modern Investorが、Bitcoin(BTC)が29万5000ドルまで上昇する強気シナリオを前提に、Cardano(ADA)は5ドルに達する可能性があるとの見方を示した。暗号資産メディアのThe Crypto Basicが14日(現地時間)に伝えた。
同氏は、今回の市場サイクルでBTCやEthereum(ETH)、XRP、Cardanoなど主要暗号資産が大きく上昇する可能性があると予測した。今回の上昇局面は過去の強気相場のパターンを踏襲するだけでなく、暗号資産市場がこれまでにない規模で拡大する局面になる可能性があるとしている。
価格目標としては、BTCが29万5000ドル、ETHが1万1000ドル、Cardanoが5ドル、XRPが8.95ドルを挙げた。
Cardanoは記事執筆時点で0.2348ドル前後で推移し、直近24時間で0.4%、1カ月で13%上昇していた。この水準から5ドルに達した場合、上昇率は約2030%となる。値幅では4.7652ドルで、現値の21倍超に相当する。
BTCも同時点で約8万3400ドルで取引されていた。過去1カ月では7%上昇しており、ここから29万5000ドルに到達すれば上昇率は約254%、上昇幅は21万1600ドルとなる。
The Modern Investorは、今回の強気相場が過去のサイクルを上回る可能性がある背景として、実物資産のトークン化、人工知能(AI)、規制環境の改善を挙げた。さらに、2030年までにトークン化される実物資産の規模が5兆〜10兆ドルに達する可能性にも言及した。
Fundstratの共同創業者でBitMine会長のトム・リー氏も、今回の強気相場が過去のサイクルを超える可能性があるとの見方を示している。同氏は、過去の相場を主導したICOやミームコイン、ステーブルコインとは異なり、今回はトークン化とAI、規制環境の改善が相場を押し上げる要因になると指摘した。
またThe Modern Investorは、Ethereumの大口買いやXRPの買い増しの動きも強気見通しの根拠に挙げた。機関投資家や富裕層が大きな相場変動に先立ってポジションを積み上げているとの見方だ。株式市場の急落リスクやAIバブル、世界的な債務拡大を警戒する一部投資家が、ヘッジ目的でデジタル資産を積み増している可能性も指摘した。
Cardanoは2021年の強気相場で3.10ドルまで上昇した実績がある。ただ、5ドルに到達するには当時の高値を大きく上回る追加上昇が必要になる。今回の目標水準は、あくまで強い上昇局面を前提としたThe Modern Investor個人の見通しであり、実現を保証するものではない。