資産運用会社のStriveが、上場企業のBitcoin保有量で4位に浮上した。12〜13日の2日間で2822BTCを追加取得し、保有量は3万5595BTCに拡大。ワラント行使による資金調達も進んでおり、市場では今後の追加購入との連動に関心が集まっている。
SEC提出資料によると、Striveの今回の取得額は2億3500万ドル。手数料や諸費用を含む平均取得単価は1BTC当たり約8万3266ドルだった。
今回の購入により、同社のBitcoin保有量は9日時点の3万2773BTCから、13日時点で3万5595BTCに増えた。これに伴い、上場企業の保有順位は5位から4位に上昇し、これまで4位だった採掘企業MARAは5位に後退した。
Striveは前日にも購入実績を開示しており、5〜9日の5日間に3311BTCを取得したとしていた。前回開示時と比べると、今回は2日間で2822BTCを積み増しており、購入ペースは一段と加速している。
資金面では、既存ワラントの行使状況が焦点となっている。ワラントは、あらかじめ定めた価格で一定期間内に同社株を取得できる権利を指す。
前回の開示時点では、約1530万株相当のワラントが未行使で残っていた。このうち12〜13日には、1367万4703株相当に当たる2億7349万3909個のワラントが行使された。
これにより、調達総額は3億6920万ドルに達する計算になる。
StriveのCEO、マット・コール氏は、既存ワラントの累計行使率が94%に達し、レバレッジ比率は47%だったと明らかにした。
同氏は9月2日のポッドキャストで、ワラント行使で得た資金をBitcoinの追加取得に充てる可能性に言及していた。足元で連続購入が続いたことで、ワラント行使資金とBitcoin購入戦略の結び付きが改めて注目されている。
一方、上場企業でBitcoin保有量首位のStrategyも買い増しを継続している。Strategyは12日、10月5〜11日に250BTCを追加取得したと発表した。
平均取得単価は8万6194ドルだった。
この結果、StrategyのBitcoin保有量は11日時点で84万8250BTCとなった。手数料や諸費用を含む累計取得額は640億ドル、平均取得単価は7万5444ドル。同社のBitcoin購入は4週連続となる。
上場企業によるBitcoin買い増し競争は、保有順位の変動にもつながっている。Striveは短期間で購入ペースを引き上げて4位に浮上し、Strategyは圧倒的な保有量を維持したまま追加取得を続けている。市場では今後も、ワラント行使で確保した資金がBitcoin購入に向かうかを注視している。