Shopifyは外部AIエージェント向けに商品カタログへの接続を開放した。写真=Shopify

Shopifyは、外部AIエージェントが同社の商品カタログにアクセスし、商品検索から購入まで行えるようにした。特定企業との提携に限らず、利用者が使いたいAIエージェントを買い物支援に活用できる環境を整える狙いだ。

The Vergeが13日(現地時間)に報じたところによると、ShopifyはAIエージェントが同社の商品カタログに接続し、検索から決済まで対応できる新機能を公開した。

新機能は、Model Context Protocol(MCP)ベースの「Shop MCP」を採用する。開発者は個別契約なしで対応するAIエージェントを接続でき、商品検索、カート作成、購入機能を組み込める。

Shopifyの商品カタログには、同社プラットフォーム上の出店者に加え、外部ショッピングモールの商品も含まれる。登録商品数は10億点を超える。

Shopifyは先月、Metaと連携し、AIショッピングエージェント「Muse」に商品検索と購入機能を提供した。今回は特定の提携先に限定せず、対応範囲を広げた点が特徴だ。

利用者は、AIエージェントをShopifyのショッピングアプリ「Shop」のアカウントに接続して利用する。予算上限や配送条件などを指定すると、AIが条件に合う商品を検索し、候補を提示する。

決済もAIとの対話画面上で進められる。Shopify対応ストアでは簡易決済サービス「Shop Pay」が使え、外部ショッピングモールの商品も別途の承認手続きを経て購入できる。

もっとも、AIが利用者の意思確認なしに商品を購入する仕組みではない。決済を完了するには、利用者が購入金額と支払い手段を確認したうえで承認する必要がある。注文や配送情報はShopアプリで管理できる。

AIショッピング分野では、Google、Amazon、Metaなど大手テック企業の競争が激しくなっている。Shopifyは特定のAIサービスに依存しないショッピング基盤を提供し、エージェントコマース分野での存在感拡大を狙う。

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