OpenAIが、オープンソースソフトウェアの脆弱性の発見・修正を強みとするセキュリティ企業Trail of Bitsの買収に向け、初期協議を進めていることが分かった。米The Informationが13日(現地時間)に報じた。
報道によると、OpenAIとTrail of Bitsは買収に関する初期段階の協議を進めている。買収額は明らかになっていない。交渉はなお流動的で、成立に至らない可能性もあるという。
2026年以降、OpenAIとAnthropicはソフトウェアの脆弱性検出に特化したAIの開発競争を繰り広げてきた。The Informationは、Trail of Bitsの買収がOpenAIのセキュリティ事業拡大につながる可能性があると伝えている。
Trail of Bitsは2012年設立。オープンソースプロジェクトの保守支援も手掛けてきた。
同社は6月、OpenAIと共同でソフトウェアパッチプロジェクト「Patch the Planet」を始動した。Trail of Bitsの従業員は、OpenAIのCodexとセキュリティ特化モデルを活用し、Pythonなどのオープンソースプロジェクトでバグの発見と修正を進めているという。
Trail of BitsのCEO、ダン・グイド氏は、「Codexのおかげで、数週間かかる作業を1日で仕上げられた」と述べた。
OpenAIはこのほか、Google傘下のクラウドセキュリティ企業Wizの元幹部、ダリ・ラジク氏をCRO(最高収益責任者)として起用している。
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