画像=Cardano(ADA)

Cardano(ADA)が、過去に急落後の急反発を演じたSolanaのような値動きを見せる可能性があるとの見方が出ている。ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が13日(現地時間)に報じたもので、CryptoUSを運営するビットコイン評論家のジョージ氏は、コミュニティの結束と創業者チャールズ・ホスキンソン氏の継続的な関与が、回復局面の支えになると指摘した。

ジョージ氏は、Cardanoがこれまで暗号資産市場の弱気相場のたびに大きく下落した後、持ち直してきたと分析。今回も同様の展開となる可能性があるとみている。

その理由として挙げたのが、Cardanoコミュニティの強い結束力と、ホスキンソン氏の存在感だ。ジョージ氏は、同氏がプロジェクトに関与し続ける限り、Cardanoの回復を支える原動力も維持されるとの見方を示した。

Cardanoはガバナンスの分散化を進めているが、ジョージ氏はホスキンソン氏の影響力はいまなお大きいと主張する。ホスキンソン氏をTeslaのイーロン・マスク氏になぞらえ、仮に同氏がプロジェクトから離れ、支援や開発の停止を表明すれば、ADA価格が90%下落する可能性もあると述べた。意思決定の権限が複数主体に分散していても、開発会社Input Outputとホスキンソン氏のリーダーシップが、エコシステムの中核にあるとの認識だ。

反発期待を支える材料として、コミュニティの支持の強さも挙げた。ジョージ氏は、ADA保有者が厳しい相場環境でもエコシステムにとどまり、活動を継続していると評価した。また、プライバシー重視のブロックチェーンエコシステム「Midnight」にコミュニティの関心が移っている点にも言及した。一方で、その背景を十分に理解しないまま、新たな開発の流れを追っている参加者がいる可能性もあると付け加えた。

比較対象として示されたのはSolanaだ。SolanaはFTX破綻の影響で2022年12月に一時8.14ドルまで下落したが、翌2023年1月には3倍超に上昇した。その後も上昇基調が続き、2023年12月には125ドルを超え、2025年1月には約294ドルで過去最高値を付けた。安値からの上昇率は約3500%に達する。

市場では、Cardanoが過去最高値である約3ドルを回復できるかにも関心が集まっている。ADAが直近高値を取り戻し、その後も上昇基調を維持できれば、Solanaに近い回復事例になるとの期待がある。ただし、Solanaの過去の上昇率をそのままCardanoの想定リターンとして当てはめることはできない。

Cardanoが実際にSolanaと同様の回復軌道をたどるかはなお不透明だ。コミュニティの支持や開発成果を、実需の拡大と市場の需要につなげられるかが、今後の反発局面のカギを握る。

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