写真=SB Intuitions

SoftBank子会社のSB Intuitionsは、日本語に特化した生成AI「Sarashina」の無料ベータ版を公開した。一般ユーザーはWebブラウザから対話や文書作成、Web検索、日英翻訳を利用でき、開発者向けには6種類のAIモデルをAPIで提供する。

利用にはGoogleアカウントでのログインが必要だが、事前申請は不要。一般ユーザーはWebブラウザ上で各機能を試せる。

開発者向けにはAPIも公開した。企業や開発者がSarashinaの各モデルを自社システムやアプリケーションに組み込み、実務での適用可能性を検証できるようにする。

提供するモデルは計6種類。「Sarashina3 mini」は文章生成や対話向け、「Sarashina3 nano」は単純作業の高速・大量処理向けとした。

このほか、「Sarashina3 embedding」は文書検索や検索拡張生成(RAG)向け、「Sarashina3 rerank」は検索結果の精度向上向け、「Sarashina3 guard」は入力テキストの安全性判定向け、「Sarashina3 translate」は日本語と英語の翻訳向けとして提供する。

無料利用には一定の制限を設ける。一定時間内のリクエスト数に上限があり、ベータ版の終了時期は未定。SB Intuitionsは、AIモデルとサービス品質の改善を目的に、利用者データを活用する可能性があるとしている。

SB Intuitionsは、日本語処理に強みを持つ大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」シリーズを開発している。今回の無料公開を通じて、一般ユーザーと企業開発者の実利用データやフィードバックを収集し、モデル性能の改善や機能拡充につなげる考えだ。

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