画像=「SpaceXSI」のXアカウント

SpaceXAIは13日(現地時間)、Xの公式アカウントの表示名を「SpaceX Super Intelligence」に変更し、ユーザー名も「@SpaceXAI」から「@SpaceXSI」に切り替えた。AI表記を外し、SI(Super Intelligence)へ改めた格好で、トランプ政権の用語方針に呼応した動きとみられる。

今回の変更は、イーロン・マスク氏が事前に示唆していた。マスク氏は4日、Xへの投稿で「No more AI」との趣旨を表明。アカウント名を「SpaceXSI」に変える可能性を問われた際には、そのように変更する考えを示していた。

その後、マスク氏は10日、変更後のアカウント画面を自身のXに投稿した。一方で、同部門の公式アカウントから名称変更に関する個別の告知は出ていない。

アカウント名は変更されたものの、公式Webサイトでは従来の表記が残っている。URLは引き続き「x.ai」で、サービス説明にもAIの表現が使われている。ページ下部の著作権表記も「SpaceXAI LLC」のままだ。

このため、今回の変更が法人名やWebサイトのアドレス変更にまで及ぶのかは、現時点では確認できていない。

背景には、トランプ大統領の用語方針があるとみられる。トランプ氏は先月29日、大統領令に署名し、連邦政府の行政機関が作成する公式文書やWebサイトなどで、AIに代えてSIの用語を使うよう指示した。ただし、民間企業に名称変更を義務付ける内容ではない。

マスク氏が率いるTeslaでも同様の動きが確認されている。TeslaのAI部門のXアカウントは、ユーザー名を「@TeslaAI」から「@TeslaSI」に、表示名を「Tesla Super Intelligence」にそれぞれ変更した。

今回の動きは、新たなAIモデルや技術成果の発表ではなく、ブランド上の名称変更に当たる。トランプ政権の用語方針が、マスク氏の企業群にも反映され始めた可能性がある点で注目される。

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