XRP Ledgerの決済量が直近24時間で153.9%増加し、3億6330万XRPに達した。XRPは1.31ドルまで下落した後、足元では1.36ドル近辺で推移しており、短期的な戻りを試す動きとなっている。13日、ブロックチェーンメディアのU.Todayが伝えた。
相場面では、1.34ドル前後の移動平均線付近で買いが入り、この水準が下値支持として機能した。複数の陰線が続いた後、直近のローソク足は陽線に転じている。
もっとも、今回の決済量の増加をそのまま明確なトレンド転換とみるのは早計だ。3億6330万XRPという水準は、30日平均の6億8040万XRPをなお下回る。増加率153.9%も、前日の決済量が極端に低かった反動による面が大きい。XRP Ledgerの過去最大の決済量は70億XRPとされる。
年間ベースでみても、XRP Ledgerの決済量は振れが大きい。これまでも15億XRP超まで膨らんだ後、5億XRP未満まで低下する動きが繰り返されてきた。特に増加が目立ったのは11月と2月で、当時の決済量はそれぞれ約25億XRP、27億XRPだった。9月にも約19億XRP規模まで増えた局面が一度あった。
今回の動きが市場の注目を集めているのは、価格調整局面と重なっているためだ。XRPは9月末、1.65ドル近辺から1.30ドル台前半まで下落した。RSIは40近辺で弱めのモメンタムを示したものの、強い投げ売り局面と判断するほどではなかった。10月に入ってからは価格チャート上の出来高も減少しており、オンチェーン活動の増加が需要持ち直しの兆しとなるかが焦点となっている。
上値では1.38〜1.40ドルが次の焦点になる見通しだ。XRPがこのレンジを上回って引ければ、主要移動平均線を回復し、1.45ドルから1.50ドルまで戻り余地が広がる可能性がある。一方、この水準を明確に突破できなければ、1.31ドルの安値を維持できるかが下値のポイントとなる。1.31ドルを割り込んだ場合、足元の反発基調が弱まる可能性がある。