分散していたAIサービスとXの有料機能を単一の料金体系に統合した。写真=Shutterstock

xAIは、AIチャットボット「Grok」、コーディングツール「Cursor」、ソーシャルメディア「X」の有料機能「X Premium」を統合した新たなサブスクリプション「X Subscription」を開始した。無料を含む5段階の料金体系を設け、月額8〜200ドルで提供する。

Cryptopolitanが13日(現地時間)に報じたところによると、新プランは従来のSuperGrok、Cursor、X Premiumに分かれていた料金体系を一本化したものだ。利用者は、必要な機能や利用量に応じてプランを選べる。

無料プランでは、Grokのチャット機能と画像生成、Xの基本投稿機能を制限付きで利用できる。有料プランは月額8ドル(約1200円)の「Plus」からで、Cursorへのアクセス、Grokのチャット・音声機能、画像生成ツール「Imagine」、ビルドツール向けの共通クレジット、Grok API、従来のX Premiumの主要機能を含む。

月額30ドル(約4500円)の「Premium」では、Plusの約4倍の利用枠を提供する。あわせて、最新のGrokモデルへのアクセスや、X上の広告表示を減らす機能も追加する。月額100ドル(約1万5000円)の「Super」は、Plusの15倍の利用枠に加え、混雑時の優先アクセスに対応する。最上位の月額200ドル(約3万円)の「Ultra」では、Plusの50倍の利用枠と新しいGrokモデルへの先行アクセスを提供する。

利用枠の管理方法も見直した。有料プランでは、週次で更新する共通の利用枠を基準に運用する。Cursorのスタッフ、コリン氏は13日のフォーラム投稿で、新たな有料プランについて、既存のCursorプランと比べて同等プラン比でGrokモデルのコーディング利用量を少なくとも2倍にすると説明した。

一方で、既存契約者の移行方法は課題として残る。従来のCursor Ultraの利用量は新しいUltraプランに含まれるが、旧Cursor Ultraは新規契約を受け付けない。既存ユーザーの間では、現在の契約を自ら解約する必要があるのか、月額20ドルプランの契約者はどの手続きで新商品へ移行するのかといった問い合わせが出ている。

法人向けについては、従来の枠組みを維持する。チーム向けおよびエンタープライズ向けの顧客はこれまで通り利用でき、1シート当たりの価格も据え置く。その一方で、コーディングの利用上限は3倍に引き上げる。

今回の統合により、xAIは分散していたAIサービスとXの有料機能を単一の料金体系にまとめた。利用者にとっては、複数のツールを個別に契約する代わりに、1つのサブスクリプションで利用できる形となる。ただし、既存プランとの機能差や利用上限、移行条件については確認が必要になりそうだ。

キーワード

#xAI #Grok #Cursor #X #X Premium #X Subscription #AI #Grok API
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.