Samsung Electronicsは「KES 2026」のブースで、「Bespoke AI Combo」洗濯乾燥機の「AIカスタム+」機能を紹介した。写真=Samsung Electronics

Samsung ElectronicsとLG Electronicsが、ソウルのCOEXで開幕した「KES 2026」に出展した。会期は10月13日から16日までの4日間。両社はAI家電とサブスクリプションサービスを前面に打ち出し、日常向けから産業向けまで幅広いAI活用を体験型展示で訴求している。

Samsung Electronicsは、モバイル、家電、ディスプレイを横断して体験できる展示空間を用意した。入口には「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Fold8」「Flip8」の計28台を使ったメディアアートを設置し、照明オブジェ「Project Luna」と連動させた演出を披露した。

このほか、Micro RGBディスプレイを展示したほか、アーティスト作品14点をOLEDテレビで上映した。「Galaxy Watch Ultra2」「Galaxy TabS 12」など新製品の体験ゾーンも設けた。

家電コーナーでは、「Bespoke AI FamilyHub」冷蔵庫に搭載した「AI Food Manager」を紹介。内蔵カメラで食材を管理する機能を体験できるようにした。「Bespoke AI Combo」では、洗濯物の状態に応じて洗浄の強さや乾燥温度を自動で調整する「AIカスタム+」を訴求した。

「Vision AI Companion」は、テレビ上での対話をもとにコンテンツ情報を案内する機能として紹介した。9月に「AI購読クラブ」から名称を変更した「Samsung AI購読」については、配送、設置、ケアサービスを強化し、会場で相談にも応じると説明した。

イム・ソンテク Samsung Electronics韓国総括副社長は、「人工知能技術が日常生活をどう便利で豊かにするのかを、より臨場感を持って体感できるよう展示を構成した」とコメントした。さらに「モバイルから家電まで、多様な製品のサブスクリプションサービスを通じて、より便利なAIライフを体験してほしい」と述べた。

LG Electronicsは「LGライフレイヤー」をテーマに掲げ、展示を「日常レイヤー」と「産業レイヤー」に分けて構成した。日常レイヤーの入口では、ホームロボット「CLOi」が来場者を迎える。

会場では、専門家による管理サービスを受けながら利用できる家電サブスクも紹介した。対象製品には、冷凍・製氷浄水器、WashCombo、Whisenタワーエアコンをそろえた。超プレミアム家電「SKS」「LG SIGNATURE」で構成した居住空間には、透明OLEDテレビ「LG SIGNATURE OLED T」を配置した。

延床面積72平方メートルの平屋型モジュール住宅「Mono Core 72」スマートコテージの横には、車両型AIモビリティ「Spielraum」を展示した。AIホームハブ「LG ThinQ On」で両者をつなぎ、自宅から車載オーブンを予熱したり、車内から家庭内の家電を遠隔操作したりするデモを実施した。

産業レイヤーでは、AIデータセンター向けの熱管理技術として「Chip-to-Chiller」冷却ソリューションを公開した。チラー、冷却水分配装置、チップの熱を直接吸収するコールドプレートへとつながる液冷プロセスを示した。

スマートファクトリーの展示では、自律移動型の協働ロボット「LG MoMa」3台が資材を運搬しながら作業する、フィジカルAIベースの製造現場を再現した。ロボット関節を駆動する部品であるアクチュエーターも、ブランド「AXIUM」として展示した。

車載向けのインキャビン空間では、フロントガラス一体型の透明OLEDディスプレイ、視線に応じて情報を提供する「ビジョンソリューション」、後部座席向けの「エンターテインメントソリューション」を披露した。

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