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Bitmine Emergent Technologyが直近1週間で1万2532ETHを追加購入し、同社が掲げるETH流通量5%の確保目標に近づいた。保有量は602万8946ETHとなり、流通量1億2210万ETHの4.9%を占める水準に達した。

Cryptopolitanによると、Bitmineは12日(現地時間)、保有ETHが602万8946ETHに増加したと明らかにした。目標は610万5000ETHで、達成まで残り7万6054ETH。同社は、ETH供給量の4.9%を保有しており、「Alchemy of 5%」と呼ぶ目標の達成率は99%に達したとしている。

一方、会長のトム・リー氏は残る必要量について、やや大きめの見積もりを示した。リー氏は「Bitmineはあと約10万ETHで目標を達成できる」と述べている。リー氏はこれまで、同社が目標に到達した段階で追加購入を止める方針も示していた。

足元では購入ペースにやや鈍化がみられる。今週の購入額は約3200万ドル(約48億円)で、前週の4100万ドル(約62億円)を下回った。Bitmineは2025年6月30日にETHを中核とする財務戦略を始めて以降、毎週買い増しを続けている。9月には2万8086ETHを追加購入し、保有量を593万ETH台まで積み上げた。

同社は総保有量の84%に当たる506万7309ETHをステーキングしている。評価額は約129億ドル(約1兆9350億円)。運用は自社の「MAVAN」バリデーターネットワークとステーキングパートナーが担う。現在の年換算収益は約3億3600万ドル(約504億円)としている。リー氏は、保有分をすべてステーキングした場合、7日ベース利回り2.61%を前提に年間約4億ドル(約600億円)の収益が見込めるとの見方を示した。

Bitmineが公開した資料によると、11日時点の暗号資産、現金、その他資産の合計は162億ドル(約2兆4300億円)だった。このうち現金と市場性証券は6億1200万ドル(約92億円)、Bitcoinは214枚。さらに、Beast Industriesの持分1億8000万ドル(約270億円)、Eightco Holdingsの持分8500万ドル(約128億円)も含まれる。

同社はあわせて、資金調達に活用する永久優先株「BMNP」の値動きも開示した。6月に80ドルで発行した配当率9.5%の永久優先株「BMNP」は、直近で99.53ドルで取引を終えた。リー氏は「BMNPは発行後に24%上昇した一方、同じ期間に米国債は8%下落した」と説明。BMNPの利回りは9.56%で、同種のBitcoin関連クレジット商品と比べて256bp低いとした。

こうした財務戦略の背景には、暗号資産市場で大規模な強気相場が到来するとの見方がある。リー氏は、その主な要因としてトークン化、資産移転、財務戦略企業による供給吸収、人工知能(AI)を挙げ、過去最大規模の暗号資産強気相場が展開する可能性を示した。

Bitmineは、自社が最大のETH財務保有企業であり、暗号資産の財務戦略企業全体でも2位の規模だとしている。首位はStrategy。今後は、追加購入の規模をどこまで絞り込みながら5%目標を達成するか、また大規模なステーキング収益が財務戦略の中核として定着するかが焦点となる。

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