Appleが今月発表するとみられる次期iPad miniを巡り、現行モデルから価格が大きく引き上げられる可能性が浮上している。
米ITメディアの9to5Macが11日に伝えたところによると、Bloombergのマーク・ガーマン氏は、新型iPad miniについて現行モデルより「かなり高くなる」との見方を示し、価格が799ドル前後に達する可能性に言及した。
現行のiPad miniは、128GBのベースモデルを599ドルで販売している。新型の開始価格が799ドルとなれば、200ドルの値上げとなる。Appleの現行ラインアップでは、11インチiPad Airの開始価格を上回る水準だ。
ベースストレージの増量もあり得るが、値上げ幅が大きければ、購入のハードルが上がる可能性がある。
価格上昇の背景としては、ハードウェアの刷新が挙げられる。新型iPad miniは、同シリーズで初めてOLEDディスプレイを採用する見通しだ。あわせて、ベゼルを細くした新デザインを採用する可能性もある。
スピーカーシステムの改良に加え、チップ性能の大幅な向上も見込まれている。iPhone 18 Proと同じA20 Proを搭載するとの観測も出ている。
一方、ディスプレイの詳細仕様はなお不透明だ。iPad Proに採用された先進的なタンデムOLEDと同等の仕様になるかは明らかになっていない。
最大120Hzのリフレッシュレートに対応するProMotionを搭載するかどうかについても、見方は分かれている。
新型iPad miniは、今月後半に開かれるメディアイベントで、OLEDを採用した新型MacBook Proとあわせて発表される見通しだ。これに先立ち、Appleは13日に「Welcome Home」イベントを開催し、新たなスマートホーム戦略を披露するとされる。
この戦略には、Apple初のスマートホームディスプレイ製品が含まれる可能性がある。
次期iPad miniは、OLEDディスプレイの採用や性能強化をてこに、価格帯を一段引き上げる可能性がある。実際の価格設定とディスプレイ仕様が、現行モデルとの差別化の度合いを左右しそうだ。