M5搭載MacBook Pro(写真=Apple)

AppleのMacBook Proが値上がりしている。米ITメディアのEngadgetは11日(現地時間)、2021年モデルと2026年モデルの価格を比較し、AIデータセンター向け需要の拡大による部材調達の逼迫が背景にあると報じた。

Appleが公表した2021年モデルの基本構成の発売価格は、14インチが1999ドル(国内価格269万ウォン)、16インチが2499ドル(国内価格336万ウォン)だった。いずれもM1 Proを搭載し、上位構成としてM1 Maxを選択できた。

これに対し、現行モデルの開始価格は、14インチのM5搭載モデルが1999ドル(国内価格329万ウォン)、16インチのM5 Pro搭載モデルが2999ドル(国内価格499万ウォン)。米国では14インチが2021年モデルと同額だった一方、16インチは500ドル高くなった。国内価格は両モデルとも上昇している。

今年に入ってからの値上げ幅も大きい。3月時点では、14インチのM5モデルが1699ドル(国内価格269万ウォン)、16インチのM5 Proモデルが2699ドル(国内価格429万ウォン)だった。その後、米国では両モデルとも300ドル引き上げられ、国内では14インチが60万ウォン、16インチが70万ウォン上がった。

14インチは、値上げ前の米国価格では2021年モデルを下回っていたが、現在は同水準になった。16インチはもともと2021年モデルを上回る価格設定だったうえ、追加の値上げが重なった。

もっとも、今回の比較対象は各年の基本構成モデルで、いずれもオプションを含まない。MacBook Proはメモリ容量やストレージ、チップ構成によって価格差が大きいため、比較は開始価格ベースとなる。

Appleは2021年、ノートPC向けのIntel製プロセッサとAMD製GPUから自社シリコンへの移行を本格化した。当時のMacBook ProはM1 ProとM1 Maxを採用していたが、2026年モデルではM5、M5 Pro、M5 Maxへと切り替わった。グラフィックスを含む主要性能は5年前より向上し、ゲーム性能もM1系から改善したという。

ストレージ容量も増えている。2021年モデルの基本構成は512GB SSDだったのに対し、Appleが今年3月に発表したM5およびM5 Proモデルは1TBからとなった。価格上昇を評価するうえでは、基本ストレージ容量の拡大や性能向上もあわせて見る必要がある。

一方で、一部ではメモリ供給不足の影響が今後数年続く可能性も指摘されている。部材調達の逼迫が長引けば、次世代MacBook Proも高価格帯を維持する可能性がある。性能向上とは別に、AIインフラ拡大に伴うコスト増が、一般消費者向けPCの価格にも波及している。

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