Shiba Inuの取引所純流入が24時間ベースで650億SHIBまで縮小した。最近の暗号資産市場の調整局面で強まっていた売り圧力が、やや後退した可能性を示す動きとして注目される。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが11日付で報じた。CryptoQuantのデータによると、Shiba Inuの取引所純流入は一時、数千億SHIBまで拡大していたが、10日現在では650億SHIBに低下した。
取引所純流入は、取引所への流入量が流出量を上回る状態を指す。足元ではなおプラス圏にあり、Shiba Inuを巡る需給は依然として売り優位だ。
もっとも、純流入の大幅な縮小は、相場下落時に増えていた売却目的の流入が和らいでいることを示す。市場全体の急落を受けて主要取引所ではリスク回避姿勢が強まり、個人投資家の警戒感も高まっていた。Shiba Inuを含む主要アルトコインでは、取引動向の鈍化もみられたという。
こうした中でも、Shiba Inuの取引所関連データには弱気姿勢の後退を示す兆候が出始めている。取引所での活動はなお本格回復には至っていないが、売り圧力は従来よりも和らいでいる。
純流入が引き続きプラスであることは、売却目的で取引所に流入したSHIBが、買い需要に伴う引き出し量を約650億SHIB上回っていることを意味する。売り優位の構図に大きな変化はないものの、売り物の勢いは鈍ってきた。
価格も反発した。取引所への流入圧力が低下する中で相場が持ち直したことで、市場では投資家心理の改善や買い需要回復への期待が出ている。
一方で、純流入がなおプラス圏にある以上、需給構造は依然として売り優位との見方が強い。アナリストは、この流れが続けばミームコイン相場が大きく持ち直す可能性があるとみている。
今後は、取引所純流入の縮小がさらに進むか、それとも今回の価格反発が一時的な戻りにとどまるかが、Shiba Inuの次の方向性を見極める材料となりそうだ。