画像=NVIDIA

NVIDIAは10月12日、米国の科学分野における先端技術の研究開発を後押しするため、今後5年間で総額10億ドル(約1500億円)を投資・支援すると発表した。重点分野には、量子コンピューティング、ヘルスケア、エネルギー安全保障を挙げた。

投資資金は主に、大学などの研究機関への支援、量子コンピューティング分野での米国の主導力強化に向けた投資拡大、米政府の主要ミッションを支えるクラウド事業者への支援に充てる。

同社はあわせて、科学分野の研究者がコンピューティング資源とAIインフラを活用し、研究開発で連携できるよう参加を呼びかけた。

また同日公表された「Genesis Mission」の第2フェーズで採択された案件に、協力企業として参画することも明らかにした。対象には、量子コンピューティング、核融合、アクセラレータ設計、マイクロエレクトロニクスの関連プロジェクトが含まれる。

NVIDIAは2025年、米エネルギー省とGenesis Missionに関するパートナーシップを締結している。この連携には、アルゴン国立研究所に世界最大級の科学研究向けスーパーコンピュータを構築するプロジェクトが含まれる。

同社はさらに、アルゴン国立研究所とロスアラモス国立研究所で、7件の新システム構築を支援しているとした。

ジェンスン・フアンNVIDIA創業者兼CEOは、「トランプ大統領のGenesis Missionは、米国の科学的発見における新たな黄金時代の幕を開けつつある」とコメントした。

その上で、「NVIDIAは10億ドルの投資を通じて、米国の科学者が最先端のAI技術を活用できるよう支援し、ヘルスケア、エネルギー、素材分野での画期的な進展を加速させる」と説明した。

さらに、「それによって米国は、科学分野でのリーダーシップを産業競争力へとつなげ、イノベーションを次世代の雇用と機会へと転換できる」と述べた。

キーワード

#NVIDIA #量子コンピューティング #AI #クラウド事業者 #ヘルスケア #エネルギー安全保障
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.