CRVのイメージ写真=Shutterstock

投資家のマイケルXBTは、今回の暗号資産サイクルでCurve(CRV)が有力銘柄になる可能性があるとの見方を示した。CRV/BTCに改善の兆しが見られることに加え、供給減少やステーキング動向を根拠に挙げている。一方、XRPについては強気姿勢を維持しつつも、本格的な上昇にはビットコインが8万7000ドルを上回ることが前提になるとした。

The Crypto Basicが9日(現地時間)に報じたところによると、マイケルXBTは前回の相場サイクルでXRPに大きく投資した経験を踏まえ、今回はCRVがビットコインを含む暗号資産市場全体をアウトパフォームする可能性があると述べた。

同氏は、CRVが足元ですでに市場全体とは異なる値動きを見せていると指摘した。暗号資産市場全体と比べて相対的に強く、とりわけCRV/BTCの推移が重要だとしている。

また、CRVは0.20ドル台から買い始め、その後の上昇局面でも保有を積み増してきたと明らかにした。

同氏が示した週足のCRV/BTCチャートでは、長期下落の後に底打ちの兆しが見え始めているという。2024年以降続いてきた高値・安値の切り下げ局面についても、上放れが近づいていると説明した。

このレンジを上抜ければ、トレンド転換の可能性が高まり、強気の勢いが戻る可能性があるとの見方も示した。

ファンダメンタルズ面でも、こうした見通しを支える材料があるとした。貸出残高は7600万ドル、ステーキング規模は3億ドル超に達しているという。

収益は増加しており、CRVの発行量は16%減少した。同氏は、こうした指標について、エコシステムの活動拡大やステーキング資金の流入、トークン供給の減少を示すものだと評価した。

もっとも、XRPに対する強気姿勢を撤回したわけではない。XRPのブレークアウトの可能性を問われたのに対し、「依然としてXRPには期待しているが、急騰にはまずビットコインが8万7000ドルを超える必要がある」と答えた。

また、足元の市場が約2週間にわたって同じ価格帯で推移している点にも言及した。XRPの次の上昇局面は、個別材料よりもビットコインの方向感に強く左右されるとの認識を示した形だ。

さらに同氏は、XRP自体も1.49ドルを明確に上抜ける必要があると述べた。1.49ドルを突破すれば一段高のシグナルになり得る一方、抵抗線を超えられなければもみ合いが長引く可能性があるとみている。

今回の発言の焦点は、相場をけん引する銘柄が入れ替わる可能性にある。マイケルXBTは、前回の強気相場でXRPが1年間で0.49ドルから3.66ドルまで約8倍上昇したと振り返り、今回はCRVが同様の値動きを見せる可能性があると判断した。

ただ、足元の価格動向だけをみれば、CRVが明確に強い局面に入ったとまでは言い切れない。XRPについても、年初来高値からの下落率はおおむね同程度にとどまっている。

市場の関心は、CRVが対ビットコインで実際にトレンド転換のシグナルを示せるかどうかに加え、XRPがビットコインの8万7000ドルと自身の抵抗線である1.49ドルを上抜け、次の上昇局面に入れるかに集まっている。

マイケルXBTは「前回のサイクルではXRPに大きく投資し、市場のあらゆる銘柄をアウトパフォームした。今回はCRVに大きく投資しており、同様の展開を見込んでいる。市場全体とは切り離されたような強さを見せており、大きな動きにつながる可能性がある」と述べた。

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