Cardano(ADA) 写真=Shutterstock

Cardano(ADA)は2時間足チャートでデッドクロスを形成し、短期的な弱気シグナルが意識されている。目先は0.29ドルを回復できるかに加え、0.227ドルの下値支持を維持できるかが焦点となる。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが11日(現地時間)に報じたところによると、Cardanoは2時間足チャート上で50期間移動平均線が200期間移動平均線を下回り、短期の弱気パターンが確認された。

このシグナルは、直近1週間の利益確定売りを経て現れた。ADAは先週、一時0.283ドルまで上昇したが、その後は3営業日連続で下落し、0.224ドルまで値を下げた。いったんは同水準で下げ止まり、0.259ドルまで反発したものの、その後は再び弱含んでいる。

市場では、デッドクロスそのものよりも、その後の値動きに関心が集まっている。短期的な下落シグナルが点灯しても、売りが継続しなければ弱気パターンが強まるとは限らない。反対に、買いが戻って主要な移動平均線を再び上回れば、今回の弱気シナリオは短期的に後退する可能性がある。

もっとも、移動平均線のクロスは価格変動に遅れて反応する遅行指標でもある。レンジ相場や方向感の乏しい局面では、だましのシグナルとなる場合もある。買いの出来高が増える、あるいは価格が関連する移動平均線を再び上回って推移すれば、弱気見通しは和らぐ余地がある。

目先の価格帯では、0.29ドル近辺が主要な上値抵抗として意識されている。ADAは10月6日、この水準で反落した。下値支持としては0.227ドルと0.213ドルが挙げられており、当面は0.29ドルを回復できるか、0.227ドルを守れるかが次の方向性を左右しそうだ。

一方、Cardanoのエコシステム拡大に向けた動きも進んでいる。Cardano Foundationは今秋、キプロスのニコシア大学のブロックチェーンおよびデジタル資産課程に参加し、Cardanoの基礎教育を担うほか、受講生25人に高度教育を実施する予定だ。

また、メインネットではプログラマブルトークンが適用され、ウォレットやエクスプローラー、各種ツールの開発チームはすでにCIP-0113標準への対応に着手している。

日本市場向けの取り組みも続く。プライバシー強化インフラプロジェクト「Midnight」のトークン「NIGHT」は、10月13日にOKCoin Japanで取引を開始する予定だ。S.BLOXへの上場に続き、日本での展開を広げる動きとなる。

もっとも、こうしたエコシステム拡大の動きとは別に、短期の相場ではテクニカル面の弱気シグナルが当面の試金石となっている。

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