画像=ElevenLabs

音声AIを手がけるElevenLabsは12日、3億ドル(約450億円)規模の従業員持ち分の公開買い付けを完了したと発表した。これにより、同社の評価額は220億ドル(約3兆3000億円)となった。

評価額は、2月のシリーズD調達時点の2倍に当たる。今回の取引はWellingtonとT. Rowe Priceが主導し、Goldman SachsやGICなどの新規投資家に加え、既存投資家も参加した。

同社は、対話型AIエージェントに対する法人需要の拡大を背景に、法人向け事業の構成比が高まっていると説明した。法人向け売上は全体の55%を占めるという。

同社によると、世界のテクノロジー大手10社のうち5社のほか、保険会社5社、通信会社4社がElevenLabsの技術を活用している。

ElevenLabsは最近、テキスト読み上げモデル「Eleven v4」と「Eleven v4 Turbo」を発表した。あわせて、社内システムと連携できる対話型AIエージェント事業も拡大している。用途としては、顧客対応や業務支援を想定する。

共同創業者兼CEOのマティ・スタニシェフスキ氏は「企業と政府を中心に、音声AIエージェントの導入が急速に広がっている」とコメントした。そのうえで、「誰もが自然にAIとやり取りできるよう、技術を進化させていく」と述べた。

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