写真=Stripe

Stripeは、ステーブルコインカードの提供地域を2026年末までに100カ国超へ拡大する。暗号資産・ステーブルコイン事業は、2025年に買収したPrivyの共同創業者兼CEO、アンリ・スターン氏が統括する。

CoinDeskが報じた。Privyは暗号資産ウォレット基盤を手掛ける企業で、スターン氏はStripe内で同分野の事業を率いる立場にある。

スターン氏によると、顧客にはKraken、Ramp、Mossが含まれる。

ステーブルコインカードは、3000億ドルを超えるステーブルコイン市場の中でも、成長が目立つ分野となっている。PaymentsCANによれば、先月のカード決済に使われたステーブルコイン取引額は約12億ドルで、前年同月の約3倍に増えた。

Stripeは、既存の決済インフラにステーブルコイン機能を組み込む戦略を進めている。2018年以降のカード発行枚数は4億枚超。ステーブルコインカードは、この既存のカード発行事業と、2024年に11億ドルで買収したステーブルコイン基盤企業Bridgeを組み合わせて提供する。

Rampのような企業は、国ごとに個別の金融ネットワークを構築しなくても、ステーブルコインを活用して法人カードを海外展開できるという。

ブロックチェーン決済事業の拡大も進めている。Paradigmと共同で、決済向けブロックチェーン「Tempo」を開発しているほか、CircleのUSDCやTetherのUSDTに対抗するステーブルコイン「OpenUSD」を開発するOpenStandardにも初期投資した。

今後は、トークン化預金や分散型金融(DeFi)、より幅広いデジタル資産決済への展開も視野に入れる。スターン氏は「業務の大半はステーブルコインに集中している」と述べた。

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