ビットコイン建ての生命保険を手掛けるMeanwhileが、3750万ドル(約56億円)を調達した。今回の資金は海外展開の拡大に充てる。The Blockが9日(現地時間)に報じた。
報道によると、今回のラウンドはBain Capital Cryptoが主導した。Hun Ventures、Framework Ventures、Pantera Capital、Apolloなどの既存投資家も参加した。バミューダに本社を置くMeanwhileの累計調達額は、今回の調達を含めて1億8000万ドルを超えた。
Meanwhileは、2025年末時点の総資産が1183BTCとなり、1年前の5倍超に拡大したとしている。
また、2026年の保険事業の利益は、現時点ですでに前年通年の水準を上回ったという。通期では前年比で2倍超になる見通しも示したが、具体的な金額は明らかにしていない。
Bain Capital Cryptoのパートナー、スティーブン・コーエン氏は「Meanwhileは、規制下で運営される生命保険会社として必要な機能を一貫して内製化しながら、AIスタートアップのようなスピードで成長している」とコメント。「今年の成長を見れば、この手法が機能していることが分かる」と述べた。
Meanwhileは年初、米国外の富裕層向けに「BTC Life 1-Pay」の提供を開始した。保険料をビットコインで一括払いし、死亡時には保険金をビットコインで受け取れる終身保険という。加入から1年後には、保険価値の最大90%まで借り入れが可能で、返済スケジュールは定めず、追加担保も求めないとしている。これに先立ち投入した「BTC 10-Pay」は、米国の納税者向け商品だという。