XRP 写真=Shutterstock

XRPは1.65ドル台の上値抵抗に抑えられたまま、値幅を縮小している。短期的には三角持ち合いを煮詰める展開となっており、次に上放れるか下放れるかが焦点だ。

The Crypto Basicが6日(現地時間)に伝えたところによると、XRPは4時間足で1.50ドル前後を中心に三角持ち合いを形成している。上値の焦点は1.70ドル、下値では1.27ドルと1.10ドルが主要な支持水準として意識されている。

チャート分析家のカシトレイズは、XRPが1.64〜1.65ドルの抵抗帯に抑えられるなか、さらに小型の三角持ち合いを形成していると分析した。上下のトレンドラインの幅が急速に狭まっており、近く値動きがどちらかに大きく出る可能性が高いとしている。

最も強い上値抵抗として挙げたのは1.6363〜1.6432ドルのレンジだ。フィボナッチの抵抗水準と水平抵抗線が重なる価格帯で、1.5315ドルについても、上値を再試しする前に回復しておきたい水準だとみている。

XRPはこれに先立ち1.65〜1.70ドルまで上昇した後、押し戻された。足元ではその後に形成された短期の収れん局面が続いている。短期波動がもう一段延びれば、1.6568〜1.7052ドルまで再上昇する余地があるとの見方を示した。1.5090ドルから1.70ドルまでの上昇率は約12.7%となる。

一方で、追加の高値形成が必須ではない点も指摘した。現在の構造のまま下放れし、より大きな調整波に移行する可能性もある。この場合、最初の主要な下値支持は1.24〜1.26ドルで、ここを割り込めば次の下値めどは1.10ドル近辺になるという。

モメンタム指標も現時点では方向感を示していない。相対力指数(RSI)は52.89、平均線は52.45で、中立圏に位置する。RSI自体も収れんが進んでおり、次の値動きの重要性が一段と高まっている。

XRPが1.65〜1.70ドルに再び到達しても、RSIが前回高値を上回れなければ、弱気ダイバージェンスが再形成される可能性がある。逆に、価格が抵抗線を明確に上抜き、RSIも自身の抵抗線を突破すれば、地合い改善につながる余地がある。1.65ドルを超えて1.80ドル方向へ上昇した後、この水準を支持線として維持できれば、4時間足の構造にも変化が生じる可能性がある。

ただ、0.90ドル台まで下落した場合は話が変わる。高値・安値の切り上げ構造が崩れ、現在の波動カウントも見直しを迫られるためだ。XRPは足元で短期の三角持ち合いと上値抵抗線の間で圧縮が進んでおり、次のブレークが1.70ドル再挑戦につながるのか、それともより深い調整の入り口となるのかを見極める局面にある。

カシトレイズは次のように述べた。

「XRPは主要な1.65ドルのマクロ0.618抵抗線の下にあり、前回のテスト後、約2週間で頂点に向かう小さな持ち合いを再び形成した。残された値幅は小さく、現在の構造を完了する最後の波として、1.70ドル近辺を試す可能性がある。その場合は、より大きな天井を確認するうえで、RSIの弱気ダイバージェンスを注視したい。もっとも、XRPは最終第5波が失敗し、そのまま調整に入るケースも多い。抵抗帯はすでに一度試しており、再度の高値形成が必須というわけではない。基本シナリオは変わらず、主要フィボナッチ水準での押し目を買うというものだ。第2波の支持は1.27ドル(0.618戻し)と1.10ドル(0.854戻し)で、第2波は急かつ短時間で進むことがある。1.27ドルまたは1.10ドルを維持できれば、新たなトレンド構造を支えることになる。一方、0.90ドル近辺で新安値を付ければ、カウントはリセットされ、時間軸も延びる。ただ、新トレンドにとって最も重要なのは新安値を付けないことだ。別シナリオにも備える必要がある。抵抗線を強く上抜いて1.80ドル近辺まで上昇し、その後の押しで1.65ドルを抵抗から支持へ転換できれば、それは強さを示す大きなシグナルになる。追跡している新トレンドへ本格的に移行するなら、10ドル、13ドル、16ドル、さらにその先を目指す過程で、押し目買いの機会は多い」

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